第三次産業

いわゆる小売業やサービス業など。

コーリン・クラークによる古典的な産業分類の一つで、
一次産業(自然界に働きかけて直接に富を得る産業)、二次産業(自然から得たものを加工して富を得る)以外が分類される。

 

賭博開帳図利罪

「とばくかいちょうとりざい」とは「賭博」の場を「開(開帳)」いて「利(利益)」を「図った」事による罪。
「とり」ってのが聞きなれない。

アンシャン・レジーム

大革命以前のフランス社会を指す言葉だが、転じて古くからの慣行や因習に縛られた社会に対して批判的なニュアンスを込めて指す場合に用いられる。

茂木健一郎のクオリア日記より。

ぼくは二つの意味で無力感にとらわれた。一つは、いくら言葉を尽くしても変わらなかったのに、震災という外部要因であっけなく変わってしまったということ。それから、震災の後も、アンシャン・レジームは化石のように残り続けているということ。

アンシャン・レジーム – Wikipedia

利久箸

りきゅうばし。
中央部をやや太く両端を細く削り面を取った”中平両細”の両口箸。
千利休が考案されたと言われています。

シュレーディンガーの猫

まず量子力学では物理学と違って確率解釈というのがある。
例えば原子のスピンは上向きの状態と下向きの状態どちらかであるはずなのだが、
実際に測定するまでは不明なので、「上向きと下向きが重なりあった状態」と解釈をするのである。
現在の量子力学ではこれが正しいとされ、現にこの計算に基づいて様々な製品に応用されている。

これを想像しやすい状態にしたものが以下である。

箱の中に、「放射性原子」と「原子崩壊を検出すると毒ガスを発生する装置」と「猫」を入れる。

この放射性原子は1時間以内に崩壊する確率が50%である。
この場合、量子力学では崩壊した状態とそうでない状態が1:1で「重なり合っている」と解釈する。
すると、猫もまた死んでいる状態と生きている状態が1:1で「重なり合っている」となる。

しかし実際には猫の生死が重なり合っている事はないので、
このパラドックスを「シュレーディンガーの猫」と名づけている。

ちなみに、言いだしっぺはシュレーディンガー博士。

シュレーディンガーの猫 – Wikipedia